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債務整理とは？【弁護士監修】
債務整理とは簡単にいうと「借金返済の負担を軽くする解決方法」のこと。ここでは、債務整理をはじめ20,000件以上もの法律法律相談実績を誇る、東京スカイ法律事務所の田中健太郎先生の監修・解説のもと、債務整理について分かりやすく解説しています。
目次
債務に苦しむ方の立場になって解決に導く、
物腰やわらかな弁護士
田中先生は、法律相談件数20,000件以上（※）の実績を誇る、東京スカイ法律事務所の代表を務める弁護士。債務に苦しむ方の気持ちを少しでも軽くしたいと、親身になって話を聞いてくれます。
「弁護士に相談するのは気が引ける」という方も、気軽に相談できる体制づくりに配慮しており、無料の弁護士相談やLINEでの相談受付も実施。優しさ溢れる弁護士です。
- 平成14年1月 東京大学医学部健康科学看護学科中退
- 平成15年11月 司法書士試験合格
- 平成15年11月 都内の司法書士事務所において勤務し、多数の不動産登記、商業登記案件の他、会社設立等の企業法務に携わる。
- 平成16年1月 行政書士試験合格
- 平成18年11月 司法試験合格
- 平成19年4月 司法研修所入所（旧61期）
- 平成20年9月 弁護士登録
- 平成20年9月 都内の大手弁護士法人で勤務を開始。多数の相続・債務整理を初めとする一般民事事件や、デューデリジェンス等の企業法務、ライブドア株主集団訴訟等を担当する。
- 平成23年9月 東京スカイ法律事務所を設立
| 事務所名 | 弁護士法人 東京スカイ法律事務所（所属弁護士会：第一東京） |
|---|---|
| 代表弁護士 | 田中健太郎（所属弁護士会：第一東京） |
| 所在地 | 東京都中央区京橋二丁目12-9 ACN京橋ビル601 |
| アクセス | JR各線 東京駅 八重洲南口 徒歩11分 東京メトロ銀座線 京橋駅4番出口 徒歩2分 都営浅草線 宝町駅A5出口 徒歩1分 東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅7番出口 徒歩7分 |
| 電話 | 0120-0505-90 |
田中先生が教える、債務整理について
「債務整理という言葉は聞いたことがあるけれど、実際どんな手続きなのかわからない…」という方に向けて、田中先生が分かりやすく解説してくれました。債務整理を検討している方はぜひ参考にしてください。
債務整理とは
債務整理を簡単に説明すると、今ある借金を減額したり、返済期限に猶予をもたせたり、返済方法を変更したりすることで、借金のお悩みを解決する手続きのことです。
債務にはキャッシングやローン、クレジットなども含まれますが、これらの借金も債務整理によってスッキリ解決することができるんです。
国が認めた借金救済制度で、借金を抱えている方にとって心強い制度だといえます。
債務整理は主に4種類の方法があります。それぞれメリットデメリットがありますので紹介しますね。
個人再生は、裁判所に申し立てし借金を5分の1程度まで減額してもらう手続きになります。
- 借金額を5分の1程度に減額できる
- 一定の条件を満たせば、住宅を所有し続けられる
- 生命保険や車などの資産を手放す必要がない
- 弁護士や司法書士に依頼すると、貸金業者からの催促が止まる
- 信用情報に個人再生をした事実が5〜10年掲載されるので、その間はクレジットカードやローンを新規で契約できない
- 官報に個人再生した事実が掲載される
ただし、個人再生をするには、「借金返済を継続できる収入がある」と認めてもらう必要があるため、収入が不定期だったり、失業中で収入が見込めない場合は、個人再生の手続きは行えません。
任意整理は、直接債権者に利息の免除などを交渉し、毎月の支払い負担を軽くする手続きです。利息をカットして、3～5年かけて返済することを目指し和解交渉するのが一般的です。
- 弁護士や司法書士に依頼すると、貸金業者からの催促が止まる
- 高い利息で借りていた場合は債務額が減額され、さらに過払い金が発生することがある
- 整理することによって将来への不安が軽減される
- 信用情報に個人再生をした事実が5〜10年掲載されるので、その間はクレジットカードやローンを新規で契約できない
ただし、任意整理ができる条件として、安定した収入があり、今後返済する意思があって、3年から5年で返済見込みがあると認められる必要がありす。
違法な金利で支払った額を取り戻す手続きのこと。2010年6月18日に「改正貸金業法」という法律が施行される以前に借金をされている方は、過払い金が発生している可能性が高いです。
- 借金がなくなり、払いすぎたお金が戻ってくる
- 完済している場合には、信用情報に登録されるおそれはなく、特にデメリットはない
- 信用情報に個人再生をした事実が5〜10年掲載されるので、その間はクレジットカードやローンを新規で契約できない
- 過払い金を請求したカード会社から借入ができなくなる可能性がある
- 自宅に届いた書類を家族が見て、過去の借金がバレる可能性がある
過払い金を回収できれば、借金を減らすこともできますので該当の方は早めに相談してほしいですね。
自己破産は、裁判所に借金の返済を全額免除してもらう手続きのことです。
- 借金が0になる
- 将来のための貯金等にお金を回せるようになる
- 弁護士や司法書士に依頼すると、貸金業者からの催促が止まる
- 信用情報に個人再生をした事実が5〜10年掲載されるので、その間はクレジットカードやローンを新規で契約できない
- 官報に自己破産した事実が掲載される
- 高価なものを没収される
- 手続終了まで就けなくなる職業がある
- 手続中は郵便物が破産管財人に転送される
以上4つの手続きを簡単に説明しましたが、どの手続きがご自身に相応しいかは債務状況や生活状況などを踏まえて検討することが必要ですね。
債務整理でよくある質問
債務整理にかかる期間は、どの手続きを取るかによって異なります。
一般的には個人再生が6～12か月程度、任意整理と過払い請求が3～6か月程度、自己破産が3～12か月程度が目安となっています。
裁判所を介すと訴訟等で手続きが長引く傾向にあるため、裁判所を介さない任意整理や過払い請求などは割と短期間で手続きできるケースがあります。
そもそも生活保護費は最低限の生活を保障する目的で支給されるので、原則借金返済に充てることができません。そのため、返済を前提とする個人再生や任意整理といった手続きはできず、自己破産で債務整理する形となります。
なお、法テラス(※)の費用立替制度を利用して償還免除の手続きを取れば、費用負担なく自己破産の手続きをすることができますよ。
会社に関しては債権者でない限り、バレる心配はないでしょう。
また、ご家族に関しても、任意整理であればプライバシーに配慮しつつ進めることもできます。任意整理であれば、家族の収入や収支状況の報告が不要で、整理対象が選択可能なため家や車を処分する必要がないためです。
一方で、個人再生や自己破産の場合は、裁判所に同一家族の給与明細や通帳などを提出する必要があるため、家族に知られずに進めることは難しいでしょう。
しかしながら、債務整理をしたからと言ってご家族に不利益が生じるようなことはありません。そもそも債務整理は、借金をした本人の負担軽減や更生を目的したものなので、本人にも罰則や制裁が下るようなことなく、まして家族に悪影響が及ぶことはないのです。
田中先生からメッセージ
借金を抱えていると、「どうやって返済していったらいいか」「弁護士に相談するのは気がとがめる」など、色々一人で悩んでしまうこともあるかと思います。ですが、債務整理をすることは恥ずかしいことではありません。新たな人生のスタートをきるためのポジティブな制度です。
家族や友人にも相談しにくいことかと思いますので、まずは弁護士を頼っていただければと思います。解決の糸口を見つけ、借金のない生活を送るための手助けをできればと思います。
「借金が家族にバレるかも」「給与が差し押さえられるかも」など、借金が返せなくなると色々な不安が膨らむもの。自転車操業のように、借金返済のために借金をしても、一時的な安心を手に入れるだけで余計に借金額が膨らんでいきます。借金の返済が難しいと感じたら、債務整理を使って根本的に解決することがおすすめです。
このサイトでは、東京都内で債務整理に対応してくれる弁護士・司法書士事務所を紹介しています。借金返済のご負担を感じている方は、一人で抱えずにまずは専門家へ相談してはいかがでしょうか？
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