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このページでは、消費者金融・カードローン業者である「アイフル」から、借金について督促状が届いた場合の理由や対応策、アイフルに関する口コミ・評判などを詳しく解説しています。
もしもアイフルから借金の督促状が届いた場合、パニックにおちいることなく冷静に対処できるよう、ぜひ参考にしてください。
基本的に、アイフルからお金を借りていても定期的に借金の返済を続けていれば、アイフルから「通告書」や「督促状」が届くことはありません。言い換えれば、アイフルから借金について「通告書」や「督促状」が届いた場合、それはアイフルへ返済すべきがお金の振り込みが滞り、アイフルから借金の返済を迫られているということになります。
アイフルから届く、借金に関する通告書や督促状は、それぞれにタイミングや緊迫度が異なります。そのため、まずはどのような内容の書面であるのかきちんと確認することが必要です。
なお、アイフルでは通告書や督促状といった郵送による連絡を行う前に、利用者へ電話による連絡を行っています。もしも真面目に借金の返済を続けていて、さらに登録している電話番号へアイフルからの連絡が一切なく、いきなり書面による通知が届いた場合、まずは速やかにアイフルへ連絡して事情の確認をすることが必要です。
近年はアイフルのような消費者金融業者や弁護士事務所などの名を騙って、存在しない借金について返済を求めたり、個人情報を不正に取得したりしようとする「なりすまし業者」も少なくありません。
そのため、不審な書類やメールが届いた場合、必ずそこに記載されている電話番号やメールアドレスへ連絡するのでなく、アイフルの公式サイトの会員画面で確認するか、アイフルが公式にアナウンスしている相談窓口へ問い合わせることが重要です。
なお、アイフル京都本社・東京支社での、契約や取引内容、サービスに関するお問い合わせは、下記電話番号で受け付けています。
※2023年6月公式サイト確認時点。電話番号は経年により変更される可能性もあるので、必ず現時点で有効なものを確認するようにしてください。
アイフルは日本の消費者金融・カードローン業者であり、基本的にはアイフルから届く借金の通告書や督促状は、アイフルから借りているお金に関するものであると考えられます。
ただし、アイフル関連会社(アイフルギャランティー)は収納代行サービスと保証事業サービスも提供しており、例えばエステサロンや英会話教室の会費や利用料、ネット通販での支払いなどに関して、消費者がきちんと支払えなくなった場合、利用した店舗やサービス事業者でなく、アイフルギャランティーから支払いの請求が届くこともあります。
この場合、アイフルへ借金をした覚えがなくとも、アイフルから請求書や支払いに関する書面が届くため、注意しなければなりません。
いずれにしても、アイフルから届く書面には必ず発送元や請求元、どのような支払いに関しての書面なのか、情報が記載されているため、まずは内容をきちんと把握するようにしましょう。また、もしも借金をした覚えもサービスを受けたり商品を購入したりした覚えもない場合、必ずアイフルの相談窓口へ連絡して確認することが大切です。
アイフルからの借金の督促については、一般的に所定の順番があります。また、アイフルでは、借金の督促や集金を目的として自宅や勤務地へ訪問することを行っていません。
そのため、いきなり自宅へアイフルを名乗る人間が借金の回収や督促に訪れた場合、決して直接にお金を渡さず、改めて相談窓口へ連絡するようにしてください。
借金の返済について、既定の入金予定日に振込がされなかったり、口座残高が不足して引き落としが行えなかったりした場合、原則として翌日にはアイフルの担当者から消費者に対して電話連絡が行われます。
電話連絡が来る先は、事前に登録している電話番号となっており、通常はまず携帯電話に連絡が来ます。ただし、携帯電話への連絡を無視したり、連絡が付かなかった場合、別に登録している自宅や勤務地の電話番号へ連絡が来ることもあるでしょう。そのため、家族や会社へ借金があると知られたくない人は、必ず最初の電話へ出るようにしてください。
アイフルからの電話連絡に対して、適切に応じて、次の入金日の約束などを行えば、約束した期日まで再び電話連絡や督促が来ることはありません。
適切にアイフルへの電話対応を行わなかった場合、続いてアイフルから「通告書」が届きます。これは借金の返済に関して書面で返済を促すものであり、通告書が届いた時点で速やかに入金すれば、問題がそれ以上に発展するリスクも少なくなります。なお、通告書の発送と同時に電話連絡が併行されることもあり、できる限り電話へ出ることが大切です。
通告書に対する返答や入金を行わなければ、やがて書面のタイトルが「督促状」へ変更されます。督促状が届く状況は、通告書よりも事態が深刻化していることを示しており、アイフルが本気で法的措置を含めた対応を検討しているという証でもあります。
督促状が届けば、アイフルはいよいよ借金の回収へ積極的に動き出し、家族や勤務地へ連絡が行く可能性も増すでしょう。
また、入金が遅れた日数に応じて損害遅延金が発生して、本来入金するはずだった金額よりも多くの金額を支払わなければいけなくなるかも知れません。
督促状をさらに放置していると、アイフルから借金について全額を一括で請求するように通知が届きます。この一括請求には、借金の元金だけでなく未払い利息や遅延損害金なども含まれており、場合によっては高額な支払いが必要になることもあるでしょう。
また、一括請求が来ている時点で信用情報機関へ事故情報が登録され、ブラックリスト入りしていると考えられます。
アイフルからの一括請求さえも無視していると、アイフルは借金の回収について法的手段へ訴え、消費者へは裁判所から改めて「支払い督促状」が届きます。
この時点ですでに訴訟が提起されており、裁判所への出廷命令などが出され、場合によっては資産・財産・支払い予定の給与などを差し押さえられることも考えなければなりません。
アイフルからの督促状を無視したり返済を滞納したりすると、大きく2つのリスクが増大します。
アイフルが法的手段に訴えて財産や資産の差し押さえを求め、裁判所がそれを認めた場合、消費者はもう無視することができません。執行は強制的に行われ、任意整理による借金の減額などが難しくなることもあり得ます。
信用情報に傷が付けば、それ以降は数年にわたって新たな借金や融資の申請はもちろん、クレジットカードの発行もできなくなるなど、様々な問題に発展します。また、仮に借金をできたとしても、利息が通常より高額になるなど、基本的に不利益しかありません。
アイフルの規約では、通告書や督促状といった段階を経ずとも、消費者へ一括請求ができるという内容になっています。
つまり、アイフルが通告書や督促状を出している時は、あえて「待ってくれている状態」であり、問題が深刻化する前に誠実な対応を示すことが必要です。
アイフルはどうしても予定通りの返済が難しい場合に、返済期日の相談にも乗ってくれるので、早めの対応を心がけましょう。
1967年創業のアイフルは、半世紀以上の歴史を持つ老舗の消費者金融・カードローン業者です。独自の与信ノウハウを構築し、テレビCMなどで知名度を高めて全国的に利用者を数多く抱えている一方、2005年頃には強引な取り立てが社会問題になったこともありました。
そのため、現在はコンプライアンスを遵守した督促が行われていると考えられますが、だからこそアイフルからの督促状を無視することは法的に危険といえるでしょう。
所在地 | (京都本社)京都府京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1 |
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アクセス | ホームページに記載なし |
電話番号 | (代表)075-201-2000 |
営業時間 | ホームページに記載なし |