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ここでは、大手消費者金融ブランド「プロミス」から借金に関する督促状が届いた場合の理由や対応方法、また返済が滞ってから督促状が届くまでの流れなどを、まとめて解説しています。
プロミスから借金に関して連絡や督促が届いた場合、一般的に考えて引き落とし予定日に指定金融機関口座の残高が不足していたり、入金すべきお金を支払わなかったりしていることが考えられます。
プロミスは国内でも大手消費者金融業者として知られており、困った時に融資を受けたり日常的にキャッシングローンを活用したりと、利便性の高い事業者といえますが、大手だからこそ借金の督促やその後の処理についてもシステム化されており、まずは所定の流れに従って対応されることが通常です。そのため、プロミスから借金の督促が届いた時点で、速やかにプロミスへ連絡してその後の対処法について相談することが欠かせません。
ただし、近年はプロミスを装って存在しない借金に関する督促を行ったり、何らかのトラブルを理由として個人情報を取得しようと画策したりと、悪質な「なりすまし業者」が増加していることも事実です。
なりすまし業者や不審なメールなどについては、プロミスの公式ホームページでも注意喚起が行われており、例えば2013年11月19日より行われているプロミスからのSMS(ショートメールサービス)についても、公式の発信者番号(電話番号)が公開されています。そのため、仮にプロミスからSMSで何らかの連絡が届いたとして、正規の発信者番号でない電話番号が表示されていた場合、不正行為の可能性を考えて対応することが必要です。
〈プロミスから届くSMSの配信元の電話番号〉
※上記の電話番号は、受信する携帯電話がdomoco、au、楽天の場合。softbankで受信する場合、表示される番号は「0032-06-9000」か「22851」となります。
もしも上記以外の電話番号からSMSを受信した場合、応答・返信はせず、個人情報(暗証番号・パスワードなど)を入力しないようにしてください。不審な点や不明な点があれば、SMSに表示されているメールアドレスや電話番号へ連絡するのでなく、必ず公式の相談窓口「プロミスコール」へ連絡することが原則です。
プロミスの相談窓口「プロミスコール」:0120-24-0365(平日9:00~18:00)
※2023年6月公式サイト確認時点
プロミスからの督促については、基本的にプロミスを利用して借金をした場合に発生します。ただし、プロミスでは借金の督促の他にも、任意の利用者に対して電話による営業などを行うことがあり、プロミスからの連絡が必ずしも借金の督促とは限りません。
そのため、プロミスからメールや書類が届いた場合、まずは内容を正しく確認して、適切な対応を行うことが重要です。
まず、プロミスには返済期日が近づくとメールで通知する「ご返済日お知らせメール」というサービスがあり、また返済期日を過ぎると電話による連絡が行われます。そのため、いきなり督促状が届くことはありません。
プロミスから督促が届く流れとしては、以下のようなものになります。
返済期日を事前に知らせるメールサービスです。プロミスでは、返済日を「5日、15日、25日、末日」の中から利用者の都合に合わせて選択できるようになっており、プロミスインターネット会員サービスでメールサービスの配信希望日などを指定することが可能です。
指定されている返済日に入金が確認されなかった場合、通常は翌日(翌営業日)にプロミスの担当者から電話連絡が来ます。連絡先はあらかじめ登録されている携帯電話の番号となっており、基本的にいきなり自宅や勤務先などへ電話連絡が行くことはありません。
ただし、ここでプロミスからの電話を無視したり、何らかの理由で電話に応えることができなかったりすれば、自宅や勤務先へ書類が送付されることもあります。なお、勤務地などへ連絡される場合、プライバシーに配慮して、プロミスの名前でなく担当者の個人名による確認が行われます。
利用者と電話による連絡がつかなければ、プロミスは自宅や勤務地へ連絡してくるか、あるいは借金の返済を促す督促状を発送してくるでしょう。
督促状には借金の返済額や遅延損害金などの金額、返済期限、そして借金を返済しなければ法的措置に発展する可能性などが記載されています。
督促状が発行された時点で、プロミスは正式に借金の回収について動き出しており、この時点で速やかに対処しなければ問題が深刻化していきます。また、もしも身に覚えのない督促状が届いた場合であっても、そのまま放置せず、プロミスコールへ連絡して事情を確認することが必要です。
督促状を受け取ってもさらに無視していれば、プロミスは信用情報機関へ事故情報を登録し、いわゆる「ブラックリスト」に登録されることになります。また、同時にプロミスは借金の全額を一括返済する請求書を送付し、早期の解決を図ります。
一括請求書には借金の元金や未払利息、遅延損害金といった金額が全て記載されており、その全てを支払わなければなりません。
一括請求などにも応じなければ、プロミスは正式に法的措置を執り、裁判所から支払い督促状や出廷命令が届きます。
こうなるとすでに問題は司法の管轄となっており、公的機関による資産・財産の差押えに発展することもあるでしょう。
プロミスは大手消費者金融ブランドであるからこそ、様々な利用者の相談に乗っている一方、問題についてはシステマティックに対応しています。そのため、プロミスからの督促状を無視することで想定されるリスクも少なくありません。
ブラックリストに登録されると、プロミスだけでなく、通常様々な金融機関や保証サービスでローンやクレジットカードの利用をすることができなくなります。また、これは借金を返済しても継続されるため、非常に大きなリスクです。
裁判所から支払い命令が下され、それに応じなければ、行政による資産の差し押さえなどが行われます。また、差し押さえ対象は支払い予定の給与も含まれ、勤務先に借金問題が知られるようにもなります。
督促を無視している時点で、プロミスからは「不誠実な利用者」と認識されてしまうので、任意整理による交渉でも難航する可能性が高まるでしょう。
借金問題では最初から誠実に対応して、相談することが大切です。
プロミスは大手消費者金融ブランドであり、日本全国の店舗や無人契約機だけでなく、専用アプリによるWEB完結のローンも提供されています。
なお、かつては「プロミス株式会社」として運営されていましたが、2012年からは「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」によって運営されています。
所在地 | 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル |
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アクセス | 地下鉄有楽町線豊洲駅(2b出口)から地下直結/ゆりかもめ豊洲駅(北口)から地上デッキ直結 |
電話番号 | (代表)03-6887-1515 |
営業時間 | 記載なし |