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ペットローンの返済が厳しくなると、「ペットを没収されるのでは」と不安を感じる方もいるでしょう。一般的なペットが差し押さえ対象になる可能性は低いとされていますが、滞納の放置は給与や預貯金への影響につながりかねません。
ペットは民法上「動産」に分類されます。ペットローンの契約に「所有権留保」が付いている場合、完済までローン会社が所有権を持つ仕組みです。
しかし、成長したペットは市場価値が低く、売却による回収は費用倒れになりやすいとされています。そのため、ローン会社がペットを回収するケースはほとんどないと考えられています。
ただし、希少品種やエキゾチックアニマルなど換価が見込めるペットは例外となり得る点に注意が必要です。
ペットローンの滞納が続くと、電話や書面での督促、内容証明郵便の送付を経て一括請求へ進むのが一般的な流れです。
期限の利益を喪失すると信用情報に事故記録が登録され、ブラックリストに掲載される場合があります。裁判へ発展すれば、給与や預貯金が差し押さえの対象になり得ます。
滞納が長引くほど交渉は難しくなるため、返済が厳しいと感じた段階での早めの対応が重要です。
返済が難しくなったら、まずローン会社に連絡して事情を伝えましょう。返済意思を示すことで、期日の猶予に応じてもらえる場合があります。
あわせて家計の収支を見直し、固定費の削減で返済資金を確保することも有効です。ただし、ペットのエサ代や医療費を削るのは動物愛護法の観点からも避けるべきといえます。
ローン会社との相談や収支改善でも返済のめどが立たない場合、債務整理という法的手続きがあります。主な種類は次の3つです。
中でも任意整理は整理対象の借金を選べるため、ペットローンを除外できる可能性があります。弁護士や司法書士へ早めに相談し、状況に合った手続きを選ぶことが大切です。
ペットローンが払えなくなっても、一般的なペットが差し押さえられるケースはまれです。ただし滞納を放置すれば、給与や預貯金への差し押さえリスクが生じます。
返済に不安を感じたら、ローン会社への相談と家計の見直しから着手しましょう。それでも解決が難しい場合は債務整理も選択肢の一つです。弁護士や司法書士への相談が、ペットとの暮らしを守りながら家計を立て直す第一歩になります。