公開日: |更新日:
ここでは、借金を滞納して自宅に届いた督促状を無視した場合、どのようなことが起こるのかを詳しく解説しています。
督促を止める簡単な方法も紹介しているので、興味のある人はぜチェックしてくださいね。
借金を滞納すると、まず借入先から電話で支払い催促されます。電話での支払い催促にも応じずにいると、自宅に督促状が届きます。
その督促状も無視して支払わないでいると、次はどうなるのでしょうか…?
自宅に届いた督促状を無視していると、借入先によっては直接自宅に訪ねてきて、支払い催促を行うこともあります。
最近は法律も厳しくなっているため、ひどい取り立てや催促があった場合にはガイドライン違反として抗議できる可能性もありますが、どちらにしても自宅まで来られてしまったらかなりのプレッシャーですし、家族に内緒にしている場合にはバレてしまうので極力避けたい事態といえるでしょう。
督促状を無視していると、内容証明郵便によって「借金の一括請求書」が届くことも多いです。
内容証明郵便とは、郵便局が記載内容を証明するタイプの郵便のことで、「確実に請求を行った」という証拠を残すためのものといえます。また、債務者にプレッシャーをかけるために送られることも多いでしょう。
この内容証明郵便による督促状では、「借金の残金一括請求」と「遅延損害金の支払い」が求められていることが一般的。また「支払わないと給料や預貯金等を差押えます」といった内容が書かれていることも多いです。ただ、内容証明郵便自体に差押えなどの効力はなく、この時点でいきなり差押えをされることはありません。
しかし、これも無視していると、債権者は「債務者に返済の意思がない」と判断して強硬な姿勢をとってくる可能性が高いです。
上で説明したように、自宅に届いた督促状を無視していると、取り立てはどんどんひどくなっていきます。
「家族や会社にバレると困る…」という人も多いと思うので、内容証明を送られたり、自宅まで訪ねてきて催促されるような状況に陥る前に、解決に向けて動くべきです。
督促を無視してひどくなる取り立てをのらりくらりとかわしていても、一向に状況は転向しません。
返済不能に陥ってしまっているならば、一刻も早く弁護士事務所に相談すべき。そうすれば、督促・取り立てはすぐ止まります。
今以上に状況を悪化させないためにも、できるだけ早く弁護士に助けを求めましょう。