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美ら島債権回収株式会社は沖縄に拠点を置き、債権の管理や回収を手がけている企業です。こちらの記事では、同社から督促が届いた人に向け、「なぜ同社から督促が来たのか」「どのように対応すれば良いのか」といった点についてまとめました。
沖縄県那覇市に拠点を置く美ら島債権回収株式会社は、法務省から許可を受けて債権の管理や回収を専門に行っている債権回収会社です。そのため、同社に対して元の債権者が債権回収を委託した、債権を譲り受けたといった状況から、請求を行っていることが考えられます。この時、通知書にはどの会社の債務に関連した請求なのか、という点が記載されていますので、確認してみてください。
※2025年5月公式サイト確認時点
美ら島債権回収株式会社の親会社は、株式会社おきなわフィナンシャルグループとなっています。この点から、主に沖縄銀行やおきぎんリース、おきぎんジェシーピーなどおきなわフィナンシャルグループに関連した債権の請求を行っています。
美ら島債権回収株式会社における督促の流れは公式ホームページなどに記載がありませんでしたが、ここでは一般的にサービサーから督促が届くまでの流れについて紹介します。
期日通りに借入金の返済を行わない場合には、債権者から電話や書面などにより返済を促す連絡が入ります。この段階でさらに滞納を続けた場合、債権回収会社に対して債権回収の依頼を行います(または債権を譲渡します)。このことにより、債権回収会社から債務者に対して電話や書面などによって支払いを求めるようになります。
債権回収会社からの連絡に対して何も対応せず、返済も行わない場合には、簡易裁判所に対して支払督促の申し立てが行われます。裁判所にて申立ての内容を審査し、要件を満たすと認められた場合には、「支払督促」が発布されます。債務者の元に支払督促が届いてから2週間以内に返済または異議申し立てを行わない場合、債権者は仮執行宣言の申し立てを行います。債務者は仮執行宣言付支払督促を受領後2週間以内に異議申し立てを行わない場合、差し押さえを行うことが可能となります。
支払督促に対して異議申し立てを行った場合、訴訟の手続きに移行し、債務者に対しては「訴状」が送付されます。訴状には、指定された日時に裁判所に出頭するよう求める口頭弁論期日呼出状と答弁書が同封されています。ここで、訴状に何も対応しないでいる場合には、債権者の請求を認めた確定判決または仮執行宣言付判決が出ることで、差し押さえを行えるようになります。
美ら島債権回収株式会社の督促状を滞納するリスクについては、公式ホームページに記載されていませんでした。そこで一般的に考えられるリスクについて紹介します。
債権回収会社から連絡が届いているということは、その時点でそれなりの期間債務の返済が滞っていると考えられます。この場合には、信用情報機関に事故情報として登録されている可能性が高いといえます。もし事故情報として登録が行われてしまった場合、「ブラックリスト入り」と呼ばれる状況になってしまい、他の金融機関で借入を行ったり、クレジットカードを発行したりする場合の審査に影響を及ぼす可能性が考えられます。
債務の返済に関する電話や書面などによる連絡を無視し続けた場合には、法的な手続きに移行する可能性が高くなっていきます。もし法的な手続きが開始されると、「支払督促」や「訴状」といった形で裁判所からの連絡が届きます。これらの連絡があった場合には、すぐに内容を確認して対応することが大切ですが、もしここでも何も対応しない場合には、差し押さえを受けるリスクも高くなります。
ここまで解説してきたように、美ら島債権回収株式会社から届いた催促状を無視し続けていると、法的な手続きに移行するなど事態よりが悪化する可能性が考えられます。
法的措置に移行した場合、「支払督促」や「訴状」といった形で裁判所から通知が届きます。支払督促は異議申し立てを行わない場合には差し押さえを受けるリスクが高くなりますし、訴状が届いた場合には既に裁判の手続きが開始しているということであり、答弁書の提出・裁判所への出頭が求められます。
このようなリスクを回避するためには、まずは債権回収会社からの連絡を無視せず、適切な対応を行っていくことが大切です。できる限り早い段階での対応によって、事態の悪化を防げる可能性が高くなりますので、弁護士など法律の専門家の助けを借りながら、解決策を見つけてください。
美ら島債権回収株式会社からの支払い要求に応えられない場合、以下の対処法があります。
場合によっては、消滅時効の要件を満たしているケースもあると考えられます。その場合には、時効の援用と呼ばれる手続きを行うことによって、返済義務がなくなります。
この消滅時効の要件は、所定の期間が経過している点に加えて複数の条件が定められています。もちろん条件が満たされていないこともありますが、自身の借入が当てはまるかどうかは検討してみてください。ただし、債権者に対して債務について認める発言をした場合、時効の援用ができなくなる可能性があります。このような点から、法律の専門家などに相談して対応することが大切です。
債務について心あたりがあり、さらに時効も成立していないのであれば、延滞している債務の返済を検討しなければなりません。しかし、一括で返済するだけの資金的な余裕がない場合には、まず分割での支払いが可能かどうかを相談するという選択肢が考えられます。同社のホームページにも「お客様のご事情を十分考慮させて頂きます」と記載されていますので、このようなケースについては相談をしてみてください。
分割でも返済が厳しい、他の債務も抱えているといった場合には、債務整理を検討することになります。債務整理には下記のような方法があります。
このような債務整理について検討する場合には、弁護士などに相談しながら進めていくことがおすすめといえます。
請求されている内容に全く身に覚えがない場合には、言われるままにお金を振り込むことはせず、慎重に確認を行ってください。
まずは元の債権者名や契約日、請求内容に不審な点がないか、記載されている美ら島債権回収株式会社の情報(電話番号、所在地、許可番号)が公式ホームページに掲載されているものと相違がないかを確認します。また、この場合も消滅時効の成立の可能性も考慮し、安易に債務を認める発言には注意したいところです。もし対応に不安がある場合には、弁護士などに対応方法について相談して進めていくことが推奨されます。
近年、実際にある債権回収会社と類似した社名や称号をかたった業者による架空請求が行われる事例が発生しています。同社のホームページでも注意喚起が行われています。
正規の連絡か、詐欺かどうかを見分けるには、下記のような点について確認を行ってください。
上記のような点について確認することが大切です。不審な点があれば警察や消費生活センターなどに相談するようにしてください。
美ら島債権回収株式会社の口コミ・事例は見つかりませんでした。
平成26年11月に設立された美ら島債権回収株式会社は、おきなわフィナンシャルグループのサービサーとして、同グループ内の債権管理・回収業務を行っています。
また同社はグループの一員としてSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでおり、海岸や国際通りなどの清掃活動のほか、絵本の寄贈などを実施。さまざまな形でより良い地域社会づくりに取り組んでいる企業でもあります。
| 所在地 | 沖縄県那覇市牧志1丁目3番45号 牧志支店ビル4階 |
|---|---|
| アクセス | ゆいレール「美栄橋」より徒歩8分 |
| 電話番号 | 098-860-2693 |
| 営業時間 | 公式HPに記載なし |
| 代表者名 | 新里 貴則(社長) |
| 許可番号 | 法務大臣許可番号 124号 |