借金へお困りの方へ向けて、自己破産におすすめの東京の弁護士事務所や、手続きの方法・流れをまとめています。
自己破産を考えるなら、交渉のエキスパートである弁護士事務所に相談するのがおすすめ。手持ちのお金が少なくても相談しやすい弁護士事務所(初回相談無料/土日相談と弁護士費用の分割払いに対応)を東京主要駅の各エリアで着手金が安いところを厳選して紹介します。
着手金 | 対応エリア | |
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東京スカイ 法律事務所 |
9.8万円 | 全国 |
新都心 法律事務所 |
20万円 | ホームページに記載なし |
池袋駅 法律事務所 |
20万円~ | 関東エリア周辺(詳細不明) |
品川総合 法律事務所 |
10万円 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
遠山 法律事務所 |
20万円 | 江戸川区・葛飾区及び近隣エリア |
LSC綜合 法律事務所 |
20万円 | 東京23区・多摩・立川周辺(その他対応可) |
多摩・相模法律事務所 | 20万円 | 町田市を中心としたエリア(詳細不明) |
引用元:東京スカイ法律事務所公式HP(https://www.tsky.jp/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 土日OK |
自己破産の申し立ても主力業務のひとつとしており、経験豊富。費用を安価に抑えるなど、多重債務者の生活再建のサポートをしています。少額からの分割払いもできるので安心。夜間、土日祝日も相談可能となっています。
所在地 | 東京都中央区八重洲2‐5‐8日宝八重洲ビル5F |
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アクセス | 「東京駅」(八重洲南口)、「京橋駅」「銀座一丁目駅」「宝町駅」 |
営業時間 | 9:00~21:00(電話対応時間) |
定休日 | ホームページに記載なし |
引用元:新都心法律事務所公式HP(https://www.s-law.jp/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 土曜OK |
その他:離婚、相続、労働問題などさまざまなトラブルに対応していますが、自己破産をはじめ債務整理にも注力。ホームページでも具体的な事例をチェックできます。また、女性弁護士も在籍しているので、女性のほうが相談しやすいという方も安心。
※口コミが見つかりませんでした。
所在地 | 東京都新宿区西新宿1‐23‐1 TK新都心ビル9F |
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アクセス | JR「新宿駅」(西口) |
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
引用元:弁護士法人心公式HP(http://www.kokoro-group.com/bengoshi/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 土日OK |
さっそく電話してみる
平日9:00~22:00
土日祝は18時まで
ハイクオリティでスピーディーな事件処理を実現するため、分野ごとのチーム制(担当制)を採用。債務整理案件に特化したチームも設置しており、これまでの債務整理の解決実績は8000件以上におよびます(実績は2019年9月時点のHP情報)。
所在地 | 東京都豊島区南池袋2‐26‐4南池袋平成ビル6F |
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アクセス | 「池袋駅」(西武口)より徒歩3分 |
営業時間 | 平日 9:00~22:00(土日祝~18:00)(電話受付時間) |
定休日 | ホームページに記載なし |
引用元:品川総合法律事務所公式HP(http://shinagawa-law.com/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 土日OK |
さっそく電話してみる
平日9:00~20:00
土日祝10:00~19:00
オーダーメイド型の債務整理を目指し、懇切丁寧な事件処理を実施。夜間の相談にも対応しており、最終の相談開始時間は22時となっています。休日に対応しているのもうれしいポイント。
所在地 | 東京都港区高輪4‐8‐9りぶ高輪ビル202号室 |
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アクセス | JR「品川駅」(高輪口)・京浜急行「品川駅」より徒歩約3分 |
営業時間 | 9:00~23:00 |
定休日 | なし |
引用元:遠山法律事務所公式HP(http://www.toyama-kin3.com/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 平日のみ |
その他:葛飾・江戸川区の事情に精通している地元弁護士が親身に対応。地域密着タイプの弁護士事務所です。それぞれの生活状況や将来的な収入の見込みなどをしっかりと考慮し、最適な方法を提案してくれます。
所在地 | 東京都江戸川区東小岩4‐15‐6 |
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アクセス | JR「小岩駅」(南口)より徒歩12分、バス停「江戸川病院(篠崎街道)」より 徒歩5分、バス停「歯科医師会館(柴又街道)」より徒歩3分 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 土・日・祝 |
引用元:LSC綜合法律事務所公式HP(https://www.lsclaw.jp/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日要相談 | 平日のみ |
債務整理に強い弁護士事務所。債務整理関係の相談実績はこれまで2000件以上にものぼります(実績は2019年9月時点のHP情報)。また東京地方裁判所立川支部にて、破産管財人や、個人再生委員も務めています。
※口コミは見つかりませんでした。
所在地 | 東京都立川市錦町2‐3‐3オリンピック錦町ビル2F |
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アクセス | JR「立川駅」(南口)・多摩都市モノレール「立川南駅」より徒歩5~7分 |
営業時間 | 9:30~18:30(電話受付時間) |
定休日 | ホームページに記載なし |
引用元:多摩・相模法律事務所公式HP(https://tama-sagami.com/)
無料相談 | 分割払い | 相談対応時間 | 電話対応 |
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○ | ○ | 土日OK | 土日OK |
さっそく電話してみる
平日9:30~20:00
土日は17:00まで
「サービス業」を意識したリーガルサービスが特徴。町田市を中心エリアとし、多くの法律問題を解決してきています。幅広い業務を取り扱っており、2名の弁護士&事務所員が一丸となって問題解決に取り組みます。
所在地 | 東京都町田市森野1‐19‐5関口ビル4F |
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アクセス | 小田急線「町田駅」(北口)より徒歩1分 |
営業時間 | 9:30~20:00(土日17:00まで) |
定休日 | ホームページに記載なし |
やはり重視したいのは弁護士(あるいは弁護士事務所)の実績。自己破産に関してどれぐらいの経験と実績がある事務所なのかをホームページなどで確認してみましょう。
また、やはり費用は気になるところ。自己破産をはじめ債務整理に力を入れている事務所は費用も安く設定してくれているところがあるので、ぜひ併せてチェックしてみましょう。
自己破産をする前に知っておくべき情報を、元弁護士の福谷さん監修のもとまとめました。
監修者:元弁護士
福谷陽子さん
京都大学法学部出身。陽花(はるか)法律事務所を設立し、約10年間、離婚や債務整理、交通事故や各種の損害賠償請求、遺産相続などを多数手がける。その後、弁護士業から法律ライターへ転身し借金関係など幅広い執筆活動を行う。
裁判所を通し、債務を免責(支払責任の免除)してもらう債務整理の手続きを自己破産といいます。
免責を得られれば、債務支払いの責任は免除されます。将来の収入を確保するとともに、再出発のチャンスを早く得られる方法といえるでしょう。
自己破産の手続き開始の後に得た収入は、原則自由に使うことができます。戸籍に影響もしないので、子どもの就職や結婚に問題は無く、生活上のデメリットはほとんどありません。
預貯金や生命保険などの個別の資産は20万以下、現金は99万まで手元に残すことができます。ただし破産手続き中(3ヶ月~半年程度)は一定の職業や資格を制限されます。
法律では、債務者が支払不能であることが、自己破産手続きの開始条件と規定されています。負債額による制限はありません。毎月の支払額が、収入に対して多すぎて支払いが困難となっていれば支払い不能と認められます。
破産法には免責を得られないケースが規定されています。ギャンブルや浪費などによる借金、転売行為(ローン返済中に転売して現金化等)などが該当します。
また財産や債権者を隠したり、破産管財人に協力しなかったりした場合にも免責許可がおりません。
自己破産の一般的な流れを以下にまとめました。
弁護士に自己破産手続きを依頼し、弁護士が借入先に受任通知を行うと、取り立てはストップします。
借入先から開示された取引履歴をもとに,法定金利に引き直し計算を実施。債務額を確定します。過払い金が発生している場合は、返還請求を行います。
弁護士と依頼者が裁判所に提出する書類の準備・作成を行います。
弁護士が裁判所に自己破産申立ての手続きを行います。
裁判所で債務者への質問が行われるケースがあります。破産審尋は行われない裁判所もありますし、ケースによっても行われない例があります。
裁判所が書類等を審査して破産手続き開始決定を下します。多くのケースでは「同時廃止」となり、開始と同時に破産手続きが終了します。不動産等の財産がある場合には「管財事件」となって破産管財人が選出されます。管財事件では、破産管財人が債務者の財産を売却し、債権者に配当します。
破産手続き開始決定(廃止決定)だけでは、債務の免除を受けることはできません。免責決定が確定して初めて、債務の免除効果が発生します。 なお破産申立てと同時に免責の申立てをしたとみなされるので、別途免責の申立てをする必要はありません。
同時廃止になった場合、破産手続き開始決定後に弁護士と一緒に裁判所に出向き、裁判官から質問を受けます。
免責審尋後1~2ヶ月半ほどで、免責の決定が出されます。2~3週間後に官報に公告され、2週間以内に異議抗告等がなければ免責が決定。債務の返済が法的に免除されます。
以上のように自己破産にかかる費用は、「管財事件」なのか「同時廃止事件」なのかによって異なってきます。また着手金も管財事件の方が高額になります。弁護士事務所によっても着手金に大きな幅があります。
収入印紙代は、裁判所への申立書に貼り付ける収入印紙の費用。予納金は、自己破産の事実を官報に載せる費用(1~3万円)と破産管財人に支払う費用(20万円~)の2種類です。
自己破産をする人の中には親族に費用を捻出してもらう方もいます。 一方、自己破産の費用を、闇金やサラ金で借りることは絶対にNGです。どうしても費用の捻出が難しい場合は、分割払いできる法律事務所を選びましょう。
自己破産の手続きを行うと、一定期間、資格や職業を制限される資格があります。対象となる主な資格・職業は以下のとおりです。
運転免許が無効になることはなく、医師や看護師、薬剤師といった職業に関しても資格が停止されることはありません。
自己破産が管財事件になると、債務者が所有している財産(一定以上の分)は破産管財人によって処分されることになります。
ただ、すべての財産を処分しなければいけないわけではありません。個人の自己破産では、処分を免れる財産(自由財産)が認められているからです。
自由財産の範囲は以下のとおり。
自己破産で処分しなければならない財産は、上に挙げた「自由財産」に該当しない財産です。自己破産をしても基本的に99万円分までの財産は手元に残せます。